憧れの注文住宅、いざ完成!
…でも、あれ?家の周り、土のまま?
その「まさか」を、私はもう見たくない。
「坪単価60万円」のネット情報を見て、予算3,000万円で理想の家づくりを夢見てハウスメーカーへ。
いざ見積もりが出てきたら、諸経費や地盤改良費込みで4,000万円近く……。
「なぜこんなに違うんだ?」
「もしかして騙されているんじゃないか?」
そんな不信感を抱えている田中さん、お気持ちすごく分かります。
そして、予算がオーバーした結果、
「外構費用は後回しでいいか…」
と考える人も少なくありません。
でも、ちょっと待ってください。
25年間、不動産の現場で様々な家づくりを見てきた私が断言します。
「家の周りが土のまま」という後悔は、絶対に避けるべきです。
私はこれまで、木造アパート建築で「1円単位のコストカット」を学び、区分マンション運用で「資産価値の維持」を、そして自身の注文住宅では「コスト度外視の心の豊かさ」を追求してきました。
ハウスメーカーの営業マンよりも「発注側の痛み」が分かり、一般的な施主よりも「原価の構造」に詳しい。
そんな私だからこそ語れる、
業界が隠したがる「総額」のリアルを、包み隠さずお伝えします。
この記事を読めば、数字に強く論理的な田中さんのように、
どんぶり勘定ではない「費用の内訳」と「プロが見ている適正ライン」を知り、納得して家づくりを進められるはずです。
「知らなかった」で損をする人を一人でも減らしたい。
適正価格を知り、納得してお金を使うことで、建てた後も経済的に安心して暮らせる人を増やしたい。
それが、私の切実な願いです。
なぜ注文住宅で「外構費用」を後悔する人が多いのか?
多くの人が、家づくりで外構費用を後回しにして後悔しています。 これには、いくつか明確な理由があるんですよね。
建物の「見えない費用」が予想以上に膨らむから
田中さんのケースがまさにこれです。
ネットや雑誌で目にする「坪単価」って、正直言って、建物本体の一番シンプルなプランの金額であることがほとんどなんです。
そこには、地盤調査費、地盤改良費、設計料、申請費用、水道引き込み費用、エアコン代、カーテン代、照明代…
もう数えきれないくらいの「見えない費用」が含まれていません。
これらが積み重なると、あっという間に当初の予算をオーバーしてしまう。
すると、まず削られるのが「外構」なんですよね。
「まあ、住んでからゆっくり考えればいいか…」って。そう思いませんか?
外構が「おまけ」や「贅沢品」と見なされがちだから
住宅雑誌やモデルハウスって、ほとんどがピカピカの建物内部に焦点が当たっていますよね。
リビング、キッチン、お風呂…どれもこれも素敵で、こだわりたくなっちゃう。
でも、外構についてはサラッと紹介されるか、そもそもモデルハウスでは外構まで完璧に作り込まれていないケースも多いんです。
だから、「外構は、建物ができてから考えるもの」という誤解が生まれやすい。
そして、いざ予算オーバーとなると、真っ先に「優先順位が低い」と判断されてしまうんです。
もちろん、アパート経営でコストカットを徹底していた私も、投資対効果で考えるなら「外構は後回し」という判断を下すことはありました。
でも、自宅となると話は別ですよね。
住宅ローンの審査の都合も大きい
実は、外構費用は建物本体の費用と比べて、住宅ローンに組み込みにくい傾向があります。
銀行によっては、外構工事費用を別途の「リフォームローン」として扱うケースや、住宅ローンに含めても上限額が設けられているケースも。
そのため、「建物の予算を優先して、ローンを最大まで組んでしまおう」という心理が働きやすいんです。
結果、外構費用は自己資金で賄うか、別途ローンを組むことになり、これが予算を圧迫する原因になってしまうんですね。
「家の周りが土のまま」で何が困る?後悔する具体的なデメリット
「土のままで何が悪いの?」そう思うかもしれません。 でも、実際住み始めてみると、思わぬところでストレスを感じることがたくさんあります。
住まいの美観と第一印象が台無しに
どんなに内装がおしゃれで、こだわり抜いた建物だったとしても、外構が手つかずのままでは、正直言って「未完成」な印象になってしまいます。
まるで、最高級のスーツを着ていても、足元が泥だらけのままといった感じでしょうか。
来客があった時、最初に目にするのが「土だらけの庭」では、せっかくの素晴らしい家も台無しですよね。
外構は、家の「顔」であり、「名刺」なんです。
泥汚れ、雑草、砂埃…日常のストレスが半端ない
これが一番現実的な悩みでしょう。
- 雨の日:玄関先が泥だらけになり、せっかくの新居の床が汚れます。子供が外で遊んだらもう大変。
- 晴れの日:風が吹けば砂埃が舞い上がり、洗濯物や窓がザラザラに。
- 一年中:雑草が猛烈な勢いで生い茂り、草むしりに追われる日々。せっかくの休日が草むしりで終わるなんて、悲しすぎます。
防犯性の低下と安全面のリスク
外構が未完成だと、不審者が侵入しやすい環境になりがちです。
例えば、
- 敷地がオープンなままで、誰でも簡単に敷地内に入れてしまう。
- 死角が多く、侵入者が隠れやすい。
- 夜間照明がなく、暗闇に紛れやすい。
- 足元が不安定で、小さな子供が転倒する危険がある。
後からだと「割高」になり、理想のプランが実現できないことも
「住んでからゆっくり考えればいい」という選択肢、実はリスクが高いんです。
- 追加費用:既に生活動線ができているところに工事が入ると、一時的な不便さだけでなく、余計な養生費や撤去費用が発生することも。
- デザインの不統一:建物完成後に外構だけを考えると、全体的なデザインの調和が失われがちです。建物と外構は一体でデザインされることで、真の美しさが生まれます。
- 理想の制限:例えば、建物の基礎工事の段階で配管や配線を埋め込んでおけば安く済んだものが、後からだと大がかりな工事になり、費用も期間もかかります。最悪の場合、やりたいことが構造的に不可能になるケースだってあるんですよ。
後悔しない!注文住宅の外構予算計画、3つのステップ
じゃあ、どうすれば後悔せずに、理想の外構を手に入れられるのか? 結論から言います。家づくりのごく初期段階から、建物と外構をセットで考えることです。 具体的なステップは次の3つです。
ステップ1:土地探し・間取り検討時から「総予算」を明確に
田中さんのように、「坪単価60万円」といった建物本体の費用だけで予算を組むのは危険です。 「建物費用+外構費用+その他諸経費=総予算」 この方程式を常に頭に入れておきましょう。
外構費用の目安は、建物本体価格の「10%〜20%」と言われています。
例えば、建物が3,000万円なら、300万円〜600万円を外構費用として確保するのが一つの目安です。
もちろん、土地の形状や広さ、こだわりによってこの割合は大きく変動します。
この段階で、ハウスメーカーや工務店だけでなく、外構専門業者にも早めに相談して、概算見積もりとプランのイメージを掴むことが重要です。
まずは、駐車場、アプローチ、最低限の目隠しフェンスといった「必須項目」と、植栽、テラス、ガーデンライト、ウッドデッキなどの「希望項目」をリストアップして、優先順位をつけてみてください。
💡 ちょっとしたヒント
複数のハウスメーカーや工務店、外構業者からまとめてプランと見積もりを取るなら、「タウンライフ家づくり」のようなサービスが便利ですよ。
無料で複数社の間取りプランや見積もりを比較できるので、初期段階での予算感をつかむのに役立ちます。
ステップ2:建物設計と外構設計を「同時並行」で進める
外構は建物の「付け合わせ」ではありません。
建物と外構は、互いに引き立て合う「名コンビ」なんです。
建物設計と外構設計を同時に進め、建築家と外構デザイナーが密に連携する体制を構築しましょう。
敷地全体のゾーニング(空間の区画分け)、動線(人の動き)、デザインテイストを統一することで、建物と外構が一体となった美しい空間が生まれます。
アパート建築では、1円単位のコストカットのために、私は建築設計の段階で外構業者の意見も取り入れ、無駄な土の掘削や残土処分が出ないよう細かく調整しました。
自宅建築では、妻が「広いウッドデッキが欲しい!」と言い出した時、当初の予算を少しオーバーしましたが、建築家と外構デザイナーが連携し、建物の窓の高さや屋根の出とのバランス、そしてデッキの素材選びまでトータルで考えてくれたおかげで、本当に素敵な空間ができました。
結果的に、予算オーバーしたけど、妻の笑顔と家族の思い出を思えば、これは「投資」でしたね(笑)。
建物の着工と外構工事のスケジュールを同期させれば、引き渡し時には外構も概ね完成している状態を目指せます。 これなら、引っ越してすぐに快適な暮らしがスタートできますよね。 予算調整が必要な場合は、建物・外構双方でバランスを見ながら調整することが重要です。
ステップ3:将来を見据えた「段階的計画」と先行インフラ整備
全ての外構を一気に完璧にする必要はありません。
特に、植栽や一部の装飾は、住み始めてから家族のライフスタイルや好みに合わせて、ゆっくりと手を加えていくのも楽しいものです。
私も自宅の庭は、家族みんなで少しずつ自分たちの手で作り上げています。
ただし、将来の計画を見越して、基盤となるインフラ(配管、配線、基礎など)は先行して整備しておくことを強くお勧めします。
例えば、
- 庭に将来照明をつけたいなら、配線を埋設しておく。
- 散水栓や外部コンセントを増やしたいなら、給排水管や電気配線を準備しておく。
- カーポートやサイクルポートを後から設置する可能性があるなら、基礎の位置を計画しておく。
外構費用、実際いくらかかる?項目別内訳と相場を徹底解説!
では、具体的に外構にはどんな費用がかかり、どのくらいが相場なのでしょうか? 私の経験と業界の相場観から、リアルな数字をお伝えします。 もちろん、地域や業者、使用する素材によって大きく変動するので、あくまで目安として捉えてくださいね。
1. 駐車場工事:必須中の必須!
- 土間コンクリート:最も一般的で丈夫。車2台分(約20㎡)で約30万円〜60万円。仕上げやデザインで変動します。
- アスファルト舗装:コンクリートより安価ですが、個人宅ではあまり見かけません。車2台分で約20万円〜40万円。
- 砂利敷き:一番安価ですが、砂利の補充や雑草対策が必要です。車2台分で約10万円〜20万円(防草シート含む)。
- カーポート:雨風や日差しから車を守ります。1台用で約15万円〜40万円。2台用は倍近くになります。積雪地域はさらに高くなります。
2. アプローチ・通路工事:毎日使う場所だからこだわりたい
- コンクリート(刷毛引き、洗い出しなど):シンプルな仕上げ。1㎡あたり約8千円〜1万5千円。
- インターロッキング:レンガ調や石畳風などデザイン豊富。1㎡あたり約1万5千円〜3万円。
- タイル・石張り:高級感がありますが、費用も高め。1㎡あたり約2万円〜5万円。
3. フェンス・塀・門まわり:防犯とプライバシーの要
- ブロック塀(基礎含む):一般的な高さ1m、10mで約20万円〜40万円。化粧ブロックは高くなります。
- フェンス(アルミ形材):目隠しタイプで1mあたり約8千円〜2万円。メッシュフェンスはもっと安いです。
- 門柱・門扉:シンプルな機能門柱で約5万円〜20万円。デザイン門扉は約10万円〜30万円。
4. 庭・植栽工事:緑がもたらす心の豊かさ
- 天然芝:1㎡あたり約3千円〜5千円(下地含む)。
- 人工芝:メンテナンスフリーですが初期費用は高め。1㎡あたり約5千円〜1万円(下地含む)。
- シンボルツリー:種類や大きさによりますが、1本約2万円〜10万円以上。
- 低木・グランドカバー:1株数百円〜数千円。
5. その他:あると便利な設備や諸経費
- ウッドデッキ・テラス:素材や広さによりますが、1㎡あたり約1万5千円〜5万円。
- 屋外照明:デザインや数によりますが、約5万円〜20万円。
- 水栓柱・立水栓:おしゃれなもので約2万円〜5万円。
- 物置:サイズや素材によりますが、約5万円〜20万円。
- 地盤改良費・残土処分費:土地の状況次第で大きく変動します。残土処分だけでも数万円〜数十万円かかることも。これは、建物本体の諸経費に含めて考えられがちですが、外構工事で発生することもあります。
どうでしょうか?
これらを合計すると、あっという間に数百万円になってしまうことがお分かりいただけたでしょうか。
田中さんのように、数字に強い方は「なるほど、見えない費用ってこれのことか…」と納得できたかもしれませんね。
「騙されているわけではない」んです。
ただ、「情報が細分化されすぎていて、施主が全体像を把握しにくい」というのが、この業界の難しいところなんです。
「計算高いオーナー」と「夢を追う施主」両方の視点からアドバイス
私はアパート経営で、とことん「収益性」と「コスト削減」を追求してきました。
「ここは投資対効果が低い」「ここはもっと安くできるはずだ」
常にそう考えて、1円単位まで交渉してきました。
一方で、自宅を建てる時は「満足度」を最優先しました。
もちろん、予算との兼ね合いで悩む場面は多々ありました。
妻の笑顔のために予算をオーバーさせた話もしましたが、それも「家族の心の豊かさ」という、お金では買えない価値への投資だったと思っています。
この「トリプルキャリア」とも言える独自の立ち位置から、田中さんに伝えたいのは、 「お金をかけるべき場所と、かけなくていい場所の線引き」です。
優先すべきは「機能性」と「安全性」
まずは、駐車場、アプローチ、最低限のプライバシーと防犯を確保するフェンスや照明など、日々の暮らしの「機能性」と「安全性」に直結する部分に予算を割くべきです。 ここはケチって後悔する可能性が高い部分。 例えば、雨の日に泥だらけの駐車場では、毎日ストレスが溜まりますよね。 ここが整っていると、日々の満足度が格段に上がります。
「デザイン性」は優先順位と予算と相談
高価な植栽、特別なデザインのウッドデッキ、おしゃれなガーデンライト…
これらはもちろん素敵ですが、予算に限りがあるなら優先順位を下げたり、DIYで対応したりする余地を考えましょう。
例えば、最初はシンプルな砂利敷きにしておいて、数年後にインターロッキングに張り替える。
あるいは、自分で少しずつ花壇を作っていく、というのもアリです。
「住んでから育てる庭」という考え方もできますよ。
「プロの見立て」を信じる勇気も大切
「この仕様なら〇〇万円が相場」「ここは投資対効果が低い」といったプロの意見は、感情論ではなく、長年の経験と数字に基づいています。
田中さんのように数字に強い方なら、そのロジックを理解できるはずです。
信頼できるハウスメーカーや外構専門業者を見つけ、彼らの提案を真摯に聞き、納得のいくまで話し合うこと。
それが、「知らなかった」で損をしないための最短ルートです。
まとめ:外構は、家の「名刺」であり「土台」です
注文住宅の外構費用で後悔しないために、今日覚えておいてほしいことをまとめます。
- 外構は「おまけ」じゃない:建物本体と同じくらい、いや、それ以上にあなたの生活の質を左右する重要な要素です。家の「顔」であり、暮らしの「土台」だと考えてください。
- 「総予算」で考える:建物費用だけで計画を立てず、最初から外構費用も含めた「総予算」を明確にしましょう。目安は建物費用の10%〜20%です。
- 「同時並行」で計画する:建物と外構は同時に設計を進めることで、機能的にもデザイン的にも調和の取れた、美しい住まいが完成します。
- 「プロの意見」を聞く:信頼できる専門家から具体的な見積もりとプランをもらい、優先順位をつけて予算配分を計画しましょう。
せっかくの夢のマイホーム。
「家の周りが土のまま」という残念な結果にならないよう、ぜひこの記事で得た知識を活かしてください。
適正価格を知り、納得してお金を使うことで、建てた後も経済的に安心して暮らせる人を一人でも多く増やしたい。
そのための第一歩として、まずは具体的なプランと見積もりを比較検討することから始めてみませんか?
あなたの理想の家づくりが、後悔のない素晴らしいものになるよう、心から応援しています。
後悔しない家づくり、具体的な第一歩を踏み出そう!
「でも、具体的にどこから始めればいいの?」
「複数のハウスメーカーや外構業者のプラン、どう比較したらいい?」
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